産学・地域マッチングサイト

企業や地域自治体・公共機関、大学等の産学官連携による「ニーズ・シーズのマッチングプラットフォーム KuRiPS」

支援を必要とする子どもにおける教育と福祉の連携

  • 公開日: 2022-06-30
[ PDFファイル ]

【研究の背景および目的】
国は、「我が事、丸ごと」地域共生社会実現プロジェクトを立ち上げ、障害の有無にかかわらず一人ひとりが地域の中で、生きがいをもって生きる社会を目指す取組みを進めています。そのためには、障害のある子どもに関わるすべての関係者の密な連携とネットワークづくりが必要になってきます。早期発見・早期対応の重要性が指摘される中、乳幼児期から学齢期にかけた福祉と教育の連携の在り方に着目し、障害のある子どもが地域で健やかに育つ体制づくりを提案することを目的とします。

【おもな研究内容】
◆教育と福祉の連携を深める体制づくりはどうあるべきか
連携・支援のあり方を研究
個別支援計画の作成・支援会議の開催等による一貫した支援のあり方

【期待される効果・応用分野】
近年、特別支援学校や特別支援学級は増えており、就学前は児童発達支援、就学後は放課後等デイサービスと学校外の支援体制も充実してきました。一方で一人ひとりのニーズに応えるには、関係者それぞれが専門性を向上させながら、縦と横の連携や接続をスムーズに行うことが重要です。その連携の在り方を追及することが、子どもや保護者の地域の中での幸せな生活につながると考えています。個々の子どもの成長段階に応じた支援計画を作成し、教育・福祉が協働する体制づくりが目標です。

【共同研究・特許などアピールポイント】
●行政、医療、福祉法人等、障害のある子どもに関わる様々な関係機関との共同研究を希望します。
●特別支援教育に37年携わった実務家教員として、大学院での教育研究に従事しています。
●保育所・学校・保護者等への講演を行っています。

【コーディネーターから一言】
特別支援教育での長年の実績を基に、教育・研究を行っています。個性を伸ばす支援を、関係機関が連携して、一貫して行う体制づくりが目標です。様々な支援機関と共同での調査・研究が可能。講演等にもご協力できます。

研究分野:特別支援教育、インクルーシブ教育、障害児の指導法、カリキュラムマネジメント
キーワード:福祉と教育の連携、共生社会、障害児の支援体制、個別の支援計画

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 国内 / 南九州 / 南西諸島域 / その他地域
有効期限 : 無期限

(ご注意)

◯ コメントは公開されます。秘密情報の取り扱いには十分お気をつけください。
◯ 非公開で投稿者と連絡を取るには、右の[個別メッセージ]機能を利用して下さい。

個別メッセージ

ニーズ・シーズ投稿者と個別のメッセージ交換を行えます。

ログインすれば投稿者と個別メッセージ(非公開)のやりとりができます。

関連するニーズ・シーズ

  • 子どもの体力・運動能力を効果的に向上させる取り組み

    子どもの体力・運動能力を効果的に向上させる取り組み

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2022-06-30

    【研究の背景および目的】 私の研究テーマは「児童生徒の体力・運動能力」と「柔道の授業づくり」です。ここでは児童生徒の体力・運動能力の研究について紹介します。近年、子どもの体力低下が問題視されています。その背景には、運動する子とそうでない子の二極化の問題や子どもを取り巻く生活環境の変化などが内包されています。そこで、様々なデータを活用して体力の時代差・地域差・個人差を発生させる要因を明らかにして、今の時代にあった体力向上への取り組みについて検討しています。 【おもな研究内容】 1.体力合計点の経年...

  • 味覚を守る(正常な味蕾を維持する分子機構の解明)

    味覚を守る(正常な味蕾を維持する分子機構の解明)

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2022-06-30

    【研究の背景および目的】 味覚は私たちに食の喜びを与え、食を通じた健康維持に重要な役割を果たしています。食物の味は、口腔や咽頭にある味蕾で受容されます。味蕾は数十~100個ほどの細胞が蕾状に集まった構造です。味蕾細胞は感覚細胞としては寿命が短く、平均するとおよそ10~14日で、次々と新しく置き換わります(ターンオーバー)。ターンオーバーの異常は味覚障害を引き起こします。私たちは、細胞がターンオーバーを繰り返しながら、正常に機能する味蕾が維持される仕組みの解明を進めています。 【おもな研究内容】 ...

  • 鉄基機能材料の磁気特性及び化学結合状態の解明

    鉄基機能材料の磁気特性及び化学結合状態の解明

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2022-06-30

    【研究の背景および目的】 「鉄」は、地球で最も埋蔵量の多い元素で、構造材料から機能性材料まで様々な化合物に含まれています。これら材料の研究・開発において機能特性を評価するためには、原子レベルでのエネルギー状態を観測することが重要です。私たちは、Feガンマ線メスバウア分光法という手法を用いて、鉄化合物中の「鉄」の磁気的・化学的特性を明らかにすることができます。これまで永久磁石や磁気冷凍材料の機能特性を評価し、そのメカニズムの解明に取り組んでいます。 【おもな研究内容】 環境負荷の小さい電気自動車...

利用登録
する