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現代政治・戦後日本政治・政策研究・公共哲学

  • 公開日: 2019-05-13
  • 変更日: 2023-01-11

【研究の背景および目的】
日本国民の政治に関する関心が高まるのは総選挙の時など一過性の場合が多く、選挙の投票率は常に低迷し、政治不信には根強いものもあります。現代日本政治、特に戦後日本政治と近代化以降の日本の政策分野の移り変わりを研究しています。今につながる課題がいつ頃発生し、どう解決されたか、または持ち越されたか?我々は今後、どこに行こうとしているのか?
政治と政策の研究を通じて、日本がより良い国になるための方策を考えるのが、本研究のテーマです。

【主な内容】
◆戦後の日本政治研究と地方政治研究
主に我が国の戦後政治(55年体制とその崩壊後の「政治改革」期とその後の30年弱)について研究しています。ここ数年の研究実績としては、1990年代初頭の政治改革期を研究したものとして『「政治改革」の研究-選挙制度改革による呪縛-』(法律文化社、2018年)があります。また令和3年には『立憲民主党を問う―政権交代への課題と可能性―』(花伝社)、『55年体制の実相と政治改革以降―元参議院議員平野貞夫氏に聞く―』(花伝社)の2冊を刊行しました(いずれも単著)。これからの日本のデモクラシーのあり方を考察した本です。
また元々は地方自治体における政治(議会)の活性化のための課題の研究から出発した経緯もあり、この分野では共同研究の成果をまとめた『京都市政治の分析』(慈学社、2020年)に分担執筆、過去の共同研究の成果としては『京都市政-公共経営と政策研究-』(法律文化社、2007年)に分担執筆をしています。

【期待される効果・応用分野】
・ニュース番組のコメンテーターや新聞への談話など、時事問題、政治分析、選挙など一般の方への分かりやすい解説を実践しています(民放テレビへの出演、南日本新聞、日本経済新聞へのコメント掲載など実績多数)。
・地方自治体の審議会委員(曽於市補助金適正化委員会委員長、曽於市行政改革推進委員会委員長など)を歴任。どの政策分野でも対応できます。時事問題勉強会等の講演会講師も務めています。

【共同研究・特許などアピールポイント】
●稲盛アカデミーは稲盛和夫氏(本学工学部OB)の経営哲学(稲盛フィロソフィ)に基づく教育研究と社会連携・地域貢献に努めています。学生への教育と共に、社会人向け履修証明プログラム「稲盛経営哲学プログラム」を毎年、開講しています。

【コーディネータから一言】
戦後の日本政治、近代化以降の日本の政策、公共哲学に関する研究者。時事問題やニュースの解説、執筆、コメント、講演等が可能です。地域研究、世論調査、報告書作成などにも対応します。ご連絡・ご相談をお待ちしています。

(研究分野)
政治学 政策研究 政治史 政党研究 公共哲学
(キーワード)
戦後政治 選挙 現代政治 政策研究

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 国内 / 南九州 / 南西諸島域 / その他地域
有効期限 : 無期限

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