建築材としての孟宗竹の利用
- 公開日: 2019-12-09
- 変更日: 2020-10-01
■研究・地域連携活動の背景・目的
竹は短期間で持続的再生が可能な自然材料です。優れた強度を有しながら利用されない理由は、植物系が有する含水に起因する乾燥収縮による割れの発生、変色、腐食などが大きく、また梁柱仕口の強度保持の困難さのためです。これらを克服し、環境にやさしい竹を建築に利用するべく研究を行います。
■期待される効果などアピールポイント
孟宗竹は鹿児島で豊富に自生しています。今は雑草ですがこれの利用を図ることができれば、一つの地場産業に発展する可能性があります。
■研究・地域連携活動の概要紹介
これまで行った竹を建築材として利用した研究の一部を以下に掲げる。
Work Shop at San Carlos Univ. with Prof. SANDO (2011)
横浜開港150 周年記念テーマイベント「開国・開港Y150」(2009)
短材を利用した竹ドームスパン8m(2011) 竹バララム
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