自動車ボデー機器構造及び産業機器への展開
- 公開日: 2019-12-09
- 変更日: 2020-10-01
■研究・地域連携活動の背景・目的
自動車は移動手段としてなくてはならない道具でもあり、コミュニケーションの場、憧れの存在であったりもする。多種多様な使われ方に対し、安全かつ快適な移動空間を提供し続けている。そんな付加価値の高い機構を考え、さらに社会への展開を通し貢献していきます。
■期待される効果などアピールポイント
・カッコよく付加価値の高いクルマができるまでの開発プロセスや製造工程改善の事例紹介。
・クルマに興味を持ち、自動車業界で活躍できる人材の育成。
・社会の困り事の機械設計工学的アプローチでの提案・解決。
■研究・地域連携活動の概要紹介
【車高の高いクルマヘのより良い側方視界確保のためのガラス昇降構造】
RV車やトラックなど車高の高いクルマは側方視界が悪くなってしまうのが必至である。それを解決する手段としての構造機構リフトアームとイコライザー+アイコーラムイザーアームブラケットからなる機構X型を→ブーメラン型として最適配置を算出する。
【スライドドアヘの常時電給するための装置の構造機構】
スライドドアは、開時は電源が供給できず、電装部品が使用できず使い勝手が良くなかった。開閉動作に関係なく常時スライドドア側に給電を行うべく、例えば一対のリンクアームを用いてワイヤハーネスの弛みを吸収させる自動車用スライドドアヘの常時給電構造に関するもの。
付加価値の高い機構を考え、産業機器への展開を考えていきます。
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