高効率で安定供給可能な小水力発電システムの開発
- 公開日: 2019-12-09
- 変更日: 2020-10-01
■研究・地域連携活動の背景・目的
現代、エネルギー消費量が急速に増加していますが、主要エネルギー源である石油は、近い将来枯渇するといわれています。本研究室では再生可能エネルギーに注目し、その中で災害発生時の発電装置としても近年注目されている小水力発電システムの研究に取り組んでいます。
■期待される効果などアピールポイント
今後、必ず起こりうる地震・津波発生時の非常用電源の普及として、本研究は期待されます。
■研究・地域連携活動の概要紹介
【開発のポイント】
① 小水量でも発電可能(形状からのアプローチ)回路からのアプローチは別途検討
② 流水中のゴミ等による影響の排除
【アプローチ】…前提条件:低予算での検討
①3D- CADによる仮想空間での設計・解析・・・使用するソフトに限界があり断念
②3D- CADでの設計→3Dプリンタでの製作による実機を使っての検討
【取組み状況】
① 確認方法:過去に使用された実験装置のミニチュアモデルを作製し、再現性を確認
・過去の特性値:軸トルク計測により出力効率を算出
・今回の特性値:ソフトLabVIEWを使用して発電時の電圧値を計測過去と同様の傾向となり、再現性が得られたと考えられる
② 今後の目標
・市販品のベンチマーク→ 机上での効率比較による最適装置の立案
(ご注意)
◯ コメントは公開されます。秘密情報の取り扱いには十分お気をつけください。◯ 非公開で投稿者と連絡を取るには、右の[個別メッセージ]機能を利用して下さい。
個別メッセージ
ニーズ・シーズ投稿者と個別のメッセージ交換を行えます。
関連するニーズ・シーズ
-
リアプノフ法による非線形制御システムの安定解析
シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-12-09■研究・地域連携活動の背景・目的 現実の多くの工学システムが非線形システムであることから、安定論の立場からいかに非線形性を克服していくかが重要である。リアプノフ法はシステムの漸近安定領域まで言及できるという点で有効であり、解析の糸口となるリアプノフ関数の構成法について研究を行う. ■期待される効果などアピールポイント 理論的な基礎研究なので産業界等との共同研究や応用などは現段階では難しいが、将来はバネの結合による機械システムやロボット、人工衛星などの工学システムの監視・制御技術に役立つものと思わ...
-
植物油バイオディーゼル燃料の燃焼・燃料の研究
シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-12-09■研究・地域連携活動の背景・目的 植物油を原料としたバイオディーゼル燃料は、再生可能で、カーボンニュートラルな燃料であるため、地球温暖化の対策として将来有望な燃料です。このバイオディーゼル燃料の燃焼及び、燃料特性に関する研究を行い地球温暖化防止に寄与することを目的としています。 ■期待される効果などアピールポイント 植物油から製造されるバイオディーゼル燃料は、二酸化炭素の濃度を上昇させなず、地球温暖化対策に効果がある燃料である。 ■研究・地域連携活動の概要紹介 世界の年平均気温は、長期的には10...
-
AI, ICT を活用した機器・システムの開発
シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-12-09■研究・地域連携活動の背景・目的 様々な分野でAI が活用され始め,成果を上げ始めています。そんな中,AI を用いて問題を解決したいという要望をよく耳にします。本研究室では,それに応えるべくAI 技術を組み込んだ機器・システムの開発を目的に研究・地域連携活動を行っています。 ■期待される効果などアピールポイント 「しらす斜面崩壊警報減災システム」が実現することで,しらす斜面崩壊による人的被害が激減します。また「歩行訓練支援システム」により,早期回復,歩行障害予防などに役立ちます。これらは,現場の...