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国際協力における心理支援ニーズに関する研究

  • 公開日: 2019-05-13
  • 変更日: 2020-09-25
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(研究の背景および目的)
近年、途上国に対する開発援助においては、一方的な物資の支援や技術の移転ではなく、人と人とのやりとりを通した「人づくり」が重視されるようになって来ています。災害支援においても心理支援ニーズの重要性は高まっています。しかし、これまでの国際協力活動での心理支援は実践が先行しており、心理支援ニーズの分析や有効な支援方法は何かという研究は行われて来ていません。本研究は【国際協力×臨床心理学】という枠組みで、支援に役立つ新たな知見を探索します。
(主な内容)
1)国際協力NGOが行う心理社会的支援プログラムに関する実態把握2)JICAが行うボランティア事業における心理職活用に関する実態把握3)心理支援を行っている国際NGOのケーススタディ4)国際協力人材データベースの分析5)海外の途上国に対する心理支援実態の調査政府機関国際機関NGO/NPO開発途上国への支援教育機関地方自治体企業投資家公益法人国際協力の概念図研究見取り図
(期待される効果・応用分野)
【国際協力×臨床心理学】という枠組みでの研究はほぼ存在しないため、心理支援の重要性が高まっている国際協力の現場に資する研究意義があります。国際協力活動における心理支援ニーズと心理職活用の実態について、量的・質的調査の手法を用いることで、心理職活用についての新たな知見が得られます。本研究によって相手国の内発性や主体性を引き出す心理的支援の過程が明らかにできれば、他職種や他分野における国際協力活動や災害後の心理支援等にも知見を活用することが可能です。
(共同研究・特許などアピールポイント)
●国際協力分野での臨床心理学的視点の導入という意味で、グローバルな広がりを持つ研究です。●心理職のキャリア形成及び、国際協力を志向する高校生等のキャリア開発にも寄与できます。●育児相談等子どもの発達支援が専門分野です。
(コーディネータから一言)
国際協力における心理ケアの具体的方法に関する研究。実態調査とケーススタディを進行し、有効な心理支援の方法を明らかにします。育児相談、発達障害・虐待や外国人児童への心理支援にも対応できます。ご相談ください。
(研究分野)
臨床心理学 社会福祉学 国際医療福祉
(キーワード)
国際協力 国際協力 臨床心理学 児童虐待 母子保健 発達障害

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 選択なし
有効期限 : 無期限

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