産学・地域マッチングサイト

企業や地域自治体・公共機関、大学等の産学官連携による「ニーズ・シーズのマッチングプラットフォーム KuRiPS」

シーズ(得意な技術・サービス等)

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ニーズ・シーズ
  • 火山噴出物の乾式比重分離方法および乾式比重分離装置の開発

    火山噴出物の乾式比重分離方法および乾式比重分離装置の開発

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-27

    ○概 要 火山噴出物のシラスは,結晶質,軽石質,粘土質が混じった堆積物であり,そのままではJIS日本工業規格の規定に不適合であり工業用としては使い難い資源でした。そこで,低コストの比重分離実験に取り組んだ結果,気流と振動を利用したエアテーブルと呼ばれる乾式比重分離装置を開発し,JIS砂としての結晶質,JIS軽量骨材としての軽石質,シラスバルーンや混和材の原料になる火山ガラス質,陶器原料としての粘土質を分離することに成功しました。 砂(結晶質),軽石質,火山ガラス質,粘土質からなるシラス等を低コス...

  • 新しいタイプの甘酒  −茶・サトイモの発酵−

    新しいタイプの甘酒  −茶・サトイモの発酵−

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-27

    ○概要 甘酒は,麹菌の力でデンプン価の高い米を糖化した栄養価の高い飲料で,飲む点滴と呼ばれています。今回,原料の米に茶葉を加えて糖化した甘酒茶を開発しました。また,ポリフェノール類の多いサトイモを米の代替にしたサトイモ甘酒を開発しました。これらの甘酒は,飲料だけでなく料理やデザートにも利用可能な農産物の特長を活かした新しいタイプの食品です。 1 甘酒茶(茶を活用した甘酒) 製造条件を検討した結果,以下の特徴を持つ甘酒茶を開発しました(写真1)。 ○茶の風味(味・香り)が良好である。 ○茶の品種に...

  • 固体発酵から液体発酵へ クエン酸麹菌の可能性

    固体発酵から液体発酵へ クエン酸麹菌の可能性

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-27

    本県では昭和28年から麹菌固体発酵法によるクエン酸の製造が行われ,清涼飲料水や洗浄剤などに使用されています。本研究では,麹菌液体発酵法による,より付加価値の高い果汁酸味料を開発し,肉を軟らかくする効果を確認しました。また,副産物である麹菌体から,N-アセチルグルコサミン(NAG)など機能性糖類を生産する基本技術を開発しました。 ■果汁を原料とした麹菌の液体発酵 ブドウ果汁を用いた2kL規模の液体発酵試験を行い,クエン酸は培養3日ほどで目標の3%に達しました(図1)。酵素活性は培養2日ほどで最大と...

  • 廃糖蜜を原料としたバイオ燃料の開発

    廃糖蜜を原料としたバイオ燃料の開発

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-27

    サトウキビ製糖の副産物である廃糖蜜は,未回収の糖類が含まれていますが,高濃度のカリウムを含むことから有効活用されてきませんでした。NEDO事業の一環で行った本研究では,廃糖蜜からカリウムを除去し,カリウム除去後の糖液を原料としてバイオ燃料へ変換する技術開発を行いました。 廃糖蜜に含まれるカリウムを硫酸カルシウム・カリウム塩として除去し,カリウム除去後の糖液を水熱処理により5ーヒドロキシルメチルフラール(5-HMF)等に変換後,ゼオライト触媒を用いてバイオ燃料(芳香族化合物等)へ改質(変換)する実...

  • 切削加工における工具摩耗の3次元測定技術

    切削加工における工具摩耗の3次元測定技術

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-27

    切削加工において,工具摩耗を正確に測定するには,工具刃先を3次元的に測定することが理想です。本研究では,全焦点3D表面形状測定装置で工具摩耗量を3次元的に測定した結果と,CCDカメラで2次元的に測定した結果とを比較し,その関係について検討を行いました。 マシニングセンターで切削加工試験を行いました。10本のエンドミルを用意し,切削長を1m~10mまで1mずつ増加させ加工を行い,それぞれの切削長の摩耗状態を有する工具摩耗サンプルを作成しました(図1)。 それぞれのサンプルについて,CCDカメラで2...

  • EMC試験技術の高度化研究

    EMC試験技術の高度化研究

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-27

    電波暗室間の測定値のバラツキを小さくする方法として,6面暗室の5面暗室化と,供試体に供給する電源ラインの安定化について検討しました。研究の結果,十数dBあった測定値の差が5dB程度にまで縮小することが確認できました。 5面暗室化は,現在の6面暗室の床面に金属板を敷設し,電磁波を反射するようにしました。また電源ラインには,暗室外部の電源配線の影響を軽減する機能があるVHF-LISNを電波暗室内の電源コンセント直後に設置しました。対策のイメージを図1に,実験風景を図2に示します。 供試体としてLED...

  • 複数金属部品の効率的な結合方法の開発

    複数金属部品の効率的な結合方法の開発

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-27

    複数部品の結合を容易にする「かしめ部」を設けた加工技術について検討しました。この結果,突起形状を有するヒートシンクフィンの試作とかしめ加工によって,引張り強度を向上させつつ,従来のねじ止めに変わる効率的な結合方法を開発しました。 ○いちおし 部品に突起形状を設けて成形することで,複数部品を効率的に結合することができます。 ○キーワード 金属部品の結合,かしめ加工,鍛造加工

  • CLTを活用した在来軸組工法用高耐力壁の開発

    CLTを活用した在来軸組工法用高耐力壁の開発

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-27

    CLTの高耐力・高剛性を活かした在来軸組工法用の高耐力壁を開発するために,予備試験により,仕様の選定および壁倍率推定を行い,その結果をもとに実大サイズの耐力壁を作製後,面内せん断試験を行い,壁倍率の算定を行いました。その結果,壁倍率5倍を達成するための仕様が明らかになりました。 ①予備試験(各仕様のせん断性能比較) ②実大試験体での壁倍率の算定 ○いちおし CLTを適用した高倍率の耐力壁を使うことで,建築物の地震等への耐力が確保できるので,開放的な室内空間の実現など,設計の幅が広がります。 ○キ...

  • 火山ガラスマイクロボールの開発

    火山ガラスマイクロボールの開発

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-27

    火山噴出物であるシラスをふるい選別し,熱処理して発泡させたシラスバルーンは,建材や化粧品など様々な工業製品に活用されています。今回,数μm以下に微粉砕したシラスを造粒し熱処理する事で,シラスバルーンよりも粒子が微小で且つ真球の火山ガラスマイクロボールの開発に成功しました。 シラスを数μm以下まで微粉砕した後に造粒して,気流中で溶融させる事で,粒子を球状化させます。そのため形状は真球に近くなり,また内部構造は中空ではなく中実となります。 [火山ガラスマイクロボールとシラスバルーンの表面比較] 新開...

  • 高耐久性シラス瓦およびその製造方法 (特許第3787595号)

    高耐久性シラス瓦およびその製造方法 (特許第3787595号)

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2019-05-27

    シラスを全骨材成分の70~100%用い,従来品より5~20%軽量化し,従来品と同等以上の曲げ強度を有する耐久性に優れたシラス建築用板及びその製造方法です。シラス,セメント,水,流動化剤と,石英又は非晶質シリカ又は硬質岩の少なくとも1種を用いることからなるセメントモルタルを,加圧脱水成形することにより得られるものであり,かさ比重が1.7~2.3で,吸水率が小さく,曲げ強度と圧縮強度が大きく耐久性に優れるシラス建築用板を製造できます。 【技術分野】 本発明は,シラス40~60wt%,セメント25~3...

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