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「社会が子どもをどう育てたか」に注目する教育史の研究

  • 公開日: 2020-11-28
添付:PDFファイル

研究の背景および目的
現在、教育の世界は大きく変わりつつあります。教育改革の行方を見通す上で、過去の教育の経験を
検証することが歴史研究の役割であると考えています。「教育の社会史」では、公的な教育制度だけ
でなく、民間のさまざまな学習支援や家族の支援の歴史に注目して、「社会がどのように子どもを育
ててきたか」を明らかにします。地域の紐帯が弱まりを見せる中、重要性が高まる民間セクターによ
る教育支援活動に活かせる知見を提供し、行政に留まらない教育の在り方を提示していきます。
■おもな研究内容
【1】子どもの生存保障の歴史
子どもの「生存」の歴史は、児童労働、子どもの貧困、家族、医療環境などを取り上げ、
社会がどのようにそれらの課題に取り組んできたかを明らかにします。戦前に行われた自
治体による貧困調査や民間の慈善団体の取り組みなどから市民社会の成熟過程を知ると同
時に、「子どもの権利」を実現していく手掛かりを得ることができると考えます。教育と
福祉の溝を埋める民間の取り組みを支援する施策にもつながります。
【2】鹿児島の教育史
教育には地域性があり、その良さを活かすことが教育効果を高めると考えられま
す。鹿児島には郷中教育の伝統や独自の教育の歴史があります。また離島やへき地
の学校が多く、少人数学級・複式学級を特徴としています。南北600kmに渡る多
様な教育を掘り起こすこと、また閉校する学校の歴史を残すこと、教育史を活かし
て地域づくりにつなげることなどが、地域教育史の課題であると考えています。
【3】教員の教育研究運動の歴史
学校教育の担い手である教員は、法的に定められた研修だけでなく、日常的に学
校内外の研究会や学習活動を通して職能形成を行っています。特に、自主的な教育
研究運動は、各教科や学級づくり、実践記録や作文教育などバリエーション豊かな
蓄積があります。教員の世代交代が進む中で、多様に実施されてきた自主的な教育
研究運動で蓄積された経験を将来に活かす研究を行っています。
期待される効果・応用分野
近年、フリースクール、子ども食堂や自主夜間中学など、市民による教育・学習支援活動が展開され
ています。「教育の社会史」の知見は、そうした活動にヒントを与えると同時に、活動の意味を歴史
的に明確にすることで取り組みを支援します。貧困やコロナ禍など現代の子ども問題についての研究
支援も可能です。また、学校の統廃合が進む少子化時代において、学校づくりと地域づくりに新たな
視点を提供することも教育の社会史の役割であると考えています。
■共同研究・特許などアピールポイント
●教育・学習支援に関する勉強会・研究会をコー
ディネートすることができます。
●学校史の作成を支援することができます。
●教員の自主研修の場で共同研究を推進したいと
考えています。
コーディネータから一言
学校教育制度の他、民間の教育・学習支援活
動の歴史を研究する「教育の社会史」。市民の
取り組みを支援します。教員の自主的研修活
動も研究テーマ。学校・民間双方の勉強会・
研究会に協力できます。ご相談ください。

研究分野 教育学、日本教育史
キーワード 教育の社会史、発達観の形成史、教育改革と社会動態

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 選択なし
有効期限 : 無期限

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