産学・地域マッチングサイト

企業や地域自治体・公共機関、大学等の産学官連携による「ニーズ・シーズのマッチングプラットフォーム KuRiPS」

高速アナログLSI技術

  • 公開日: 2019-05-13
  • 変更日: 2020-09-25
添付:PDFファイル

(研究の背景および目的)
現代の高度情報化社会は、インターネットや携帯電話、デジタルテレビ放送など様々な情報システムが、有線、無線、光ファイバーなどの多様な通信媒体を用いて、高速に情報交換することで成り立っています。通信システムが伝達している情報はデジタルですが、情報を担っている信号の振幅や位相はアナログ情報であり、そのハードウエアは高度なアナログLSI技術によって支えられています。研究室では、通信システムの性能を支配する高速アナログLSI技術を研究、開発しています。
(主な内容)
770-MHz,70-mWADCモジュール(1)高速、低電力CMOSADCLSI技術携帯無線通信やディスクシステムなどの分野から、高速(1GHz)かつ低電力(<100mW)のADCLSI(アナログデジタル変換回路)の要求が非常に高まっています。当研究室では、高速動作を保ちつつ歪や雑音を低減する技術や、製造にばらつきがあっても精度を低下させない補償技術の開発に取り組んでいます。これまでに、770MHzで70mWの8bitADCLSIを開発しています。VCSELarrayDriverLSIcircuitcore(1ch.)175X225umFlip-chipbonded10-Gb/sVCSELドライバLSI90-nmCMOS(2)光配線向け送受信器LSI技術半導体の微細化技術の進歩により、LSI間のデータ伝送速度は高速化の一途をたどっています。しかし、回路基板配線の抵抗や誘電体損失による信号減衰や信号間のクロストークにより、LSI間のデータ速度は限界に達しつつあります。そこで、回路基板内に導波路を形成することにより、光信号によりLSI間データ伝送を行う光配線が注目されています。当研究室では、レーザーの駆動波形を高精度に制御することにより、波形歪の少ない光波形を実現する回路方式を開発しています。
(期待される効果・応用分野)
携帯電話基地局や高速ハードディスク、システムの高速化と低電力化を実現させるADCLSI技術の開発に取り組んでいます。IC間で伝送する信号の波形を高精度に調整し、高速インターフェースを実現する回路を開発中です。光ファイバーをセンサーとして応用する技術のご相談への対応も可能です。
(共同研究・特許などアピールポイント)
特開2009-182513「AD変換器」特開2010-141138「レーザーダイオード駆動装置」特願2010-087965「アナログデジタル変換器及び比較器」
(コーディネータから一言)
様々な通信システムが高速で情報交換する現代社会。その進歩を支えるために必要な、アナログLSIの技術開発が研究テーマ。技術革新に合わせ、高速、低電力でシステムの能力を100%発揮する応用技術を開発しています。
(研究分野)
アナログ電子回路 LSI工学 通信工学
(キーワード)
回路 アナログ回路 光通信 インターフェース シグナルインテグリティ

カテゴリ : シーズ(得意な技術・サービス等)
対象エリア: 選択なし
有効期限 : 無期限

(ご注意)

◯ コメントは公開されます。秘密情報の取り扱いには十分お気をつけください。
◯ 非公開で投稿者と連絡を取るには、右の[個別メッセージ]機能を利用して下さい。

個別メッセージ

ニーズ・シーズ投稿者と個別のメッセージ交換を行えます。

ログインすれば投稿者と個別メッセージ(非公開)のやりとりができます。

関連するニーズ・シーズ

  • アルコール・薬物使用障害からの回復支援モデルの開発

    アルコール・薬物使用障害からの回復支援モデルの開発

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2021-07-27

    【研究の背景および目的】 アルコールをはじめとする薬物の有害使用は、心身のみでなく経済的にもダメージを与えることから、世界の健康障害の最大のリスク要因の一つとされています。回復には長い時間がかかり、病院での治療と社会的な支援体制の双方が不可欠です。本研究ではアルコール・薬物使用障害の回復に必要となる要因について、体験者の方や回復支援施設の方々のご協力のもとデータを蓄積しています。精神保健看護学の見地から、科学的データに基づく回復支援モデルを開発することが目的です。 【おもな研究内容】 1.アルコ...

  • ミトコンドリアの認知症・サルコペニアへの影響と治療法

    ミトコンドリアの認知症・サルコペニアへの影響と治療法

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2021-07-13

    【研究の背景および目的】 ミトコンドリアは活動エネルギーを生み出す重要な細胞内小器官で、赤血球以外の全ての細胞に存在します。ミトコンドリアに異常があると、中枢神経系や骨格筋を中心に多様な症状を呈すミトコンドリア病という難病を引き起こします。一方でミトコンドリアは年齢と共に機能低下することも分かっており、老化にも重要な役割を果たしています。我々は成人のミトコンドリア病、中でも白質脳症および認知症へのミトコンドリアの関与と症状悪化を示すマーカーの探索を目指して研究しています。 【おもな研究内容】 ・...

  • 心不全モデルマウスを用いた新規治療法の開発

    心不全モデルマウスを用いた新規治療法の開発

    シーズ(得意な技術・サービス等) 2021-07-06

    研究の背景及び目的 心臓疾患(心臓病)は我が国における三大死亡要因の一つであり、現在もその死亡数・死亡率は増加傾向にあります。このうち心不全は心臓の機能低下によって身体活動に必要な血液を全身に送れなくなった状態であり、QOLを著しく低下させ最悪の場合は死に至ります。しかし医学の発達した現代においても、各々の病態メカニズムに即した効果的な治療法は多くありません。本研究は、作製した心不全モデルマウスを用いて病気のメカニズムを解明し、新しい治療法を開発することが目的です。 おもな研究内容 ラミンA/C...

利用登録
する